子育て中に思うこと

ちょっと聞いてもらいたいこと

子ども会について

私は子ども会の役員をやっています

そして、まとめ役のポジションを受けています

何とか今年度のゴールが見えてきて、大きな事故や怪我がなく活動ができていることにほっとしているところです

 

来年度の継続依頼や新1年生の勧誘をしたいところですが、これがなかなか難航しており、一年間のイベント企画や活動よりも手こずっています

 

調べてみると、子ども会は全国的に人気がないようですね

ネガティブな意見がほとんどで、悲しいぐらいに嫌悪されている方もいらっしゃるようです

私の周りでも子ども会を避けている人が多く、存続の危機に陥っています

子ども会は必要ではない、子ども会は面倒だという保護者の方の考えも理解できます

しかし、本来子ども会は子どもたちのための子ども会です

保護者の運営する子ども会になっている地域が多いのではないでしょうか

高学年が指揮を執り子どもたちでやりたい活動をしてもらうという活動ができれば、親の煩わしさは少なくなります

そうすることで、高学年はリーダーシップを学ぶことができ、低学年中学年も積極的に参加し、協力するというよいループができていきます

役員は、口を出したくなりますが、見守るという立場で運営を進めると必ずうまくいきます

 

子ども会は非常に歴史が古く、新1年生の保護者の方々はもちろん、おじいちゃんやおばあちゃんもご経験があると思います

子ども会に入ろうかやめておこうかと迷っているお母さんに「一緒にやってみませんか」とお誘いしたいので、小学生のお子さんがいるお母さんに少しでも関心を持ってもらえるとうれしくおもいます

 

私が住んでいる学区の子ども会は、一部中学生の協力を得ることができている子ども会もありますが、基本的には小学生で構成されています

同級生以外の人間関係を作り、交流によって社会性などを身に付ける目的で活動している場です

異学年で一緒に活動することは子どもの成長にとてもよい影響がありますし、学区の活動では自治会の大人の方々とも交流ができます

 

そのほかに

その年の役員さんが考えてくれたイベントを楽しむことができます

このイベントは、お出かけであったり、工作であったり、身体を動かす運動系のゲームであったり、子どもを持つお母さんが考えたり子ども会によっては子ども達に企画をお願いしたりしているので子ども目線のイベントを楽しめます

参加すると、お菓子などのプレゼントもありますので、楽しみにしてくれる子も多いです

 

また、子ども会や自治会を通じて顔の見える地域で生活することは、災害時や防犯などにもきっと役に立つはずだと考えます

 

活動費は、会費と助成金をいただいていますので、会費以上の魅力ある活動ができています

 

活動の回数も年間行事を作りますので、お稽古事や家族でのお出かけに支障が出ることは少ないと考えますし、年更新で忙しい学年はお休みをする選択もできます

 

反対にデメリットは、一番に皆さんが不安に感じるのは役員が回ってくるということではないでしょうか

 

しかし、例外を除けば任期は1年ですし、ご家庭の子どもの人数や子ども会の人数不足で二回目が回ったとしてもその任期の年だけです

6年間のほかの数年は子どもだけで参加ができます

 

第二に、人間関係の煩わしさもあると思います

これもストレスに感じている方は多いと思いますが、デメリットとメリットは表裏一体ですから、親も子どもと一緒に成長できる機会ととらえることもできます

私たち親にとっては、子どもが小学生の時に一緒に子ども会で活動したことを、面倒だったなといいながらも子どもたちと過ごした時間がいい思い出に必ず変わります

 

最後に、役員の仕事は年々省略化され、みなさんが想像されている過去の子ども会とは変わってきています

役員は、お仕事をされている方もラインなどを活用して効率よくこなしていますので、役員への不安は解消できると思います

 

みなさんもご存じだと思いますが、現在子ども会は全国的に加入者が減少し、どこの地域も例外ではないと思われます

 

行政や地域から助成を受けて活動できる団体です

ぜひ、よい面を見て小学生という限りある時間を地区の子どもたちと一緒に過ごしてみませんか