子育て中に思うこと

ちょっと聞いてもらいたいこと

ソフトボール大会

先月末、子ども会のソフトボール大会がありました。

私は、役員をしているので大会当日までの準備や練習時のお世話などもやりますし、当日も役目がたくさんありました。

そういった役目の中で子どもたちと交流していると、異学年のお友だちや地域の大人の方々との交流が子どもたちの成長にとって大切な時間のように思えていました。

 

コロナの前までは一日使って大規模に開催していたこの大会ですが、コロナ後、子ども会を抜ける方が多くなり、集まる子どもも少なくなってしまったために大会というより体験会というような感じの午前中だけの催しになりました。

 

それでも、真剣に練習している子どもたちは楽しみにしてくれているので、その様子を見ると大人の私たちもしっかり楽しんでもらえるようにと頑張って準備をしました。

 

しかし、天気予報はずいぶん前から雨の予報でした。

午前中だけとはいえ雨の中の大会は厳しいです。

梅雨時期に催すので、毎年お天気が心配されています。

 

当日、早朝はやんでいましたが、8時前くらいから降り始めました。開催するかどうかの決定を連絡するのも私の役目なので、審判さんやソフトボールの練習をしてくださった地域の方々と相談をしました。

 

引き延ばすのも大人の皆さんの負担になるし、できれば終わらせたいという意見が多く、「小雨ですが決行」という連絡を子どもたちにし、雨の中でプレーボール!

 

雨が降っていても子どもたちは楽しんでいました。

私は内心、クレームが来るのではとひやひやしながら時間を過ごしていましたが、雨の中でも頑張っている子どもたちに応援の声が飛んだり、参加してくださっている子どもの親御さんたちは一生懸命観戦してくれました。

 

子ども会のソフトボール大会は、良いところを挙げればたくさんあります。しかし、今の時代に運営を続けていくのは難しいのかもしれないです。

お世話係をやっている私も任期中は子どもたちに喜ばれることを第一に考えて活動していますが、これが毎年となり好意で続けるとなるとなかなかできないと思っています。

良い活動だと思う個人的な意見はありますが、年々減っている子ども会の会員数を増やすことは難しく、こういったスポーツ大会がなくなっていくことは仕方のない事なのですね。

 

残念ながら第1試合の6回を迎える前に雨がひどくなり、今年度のソフトボール大会は途中終了となりました。勝ち負けをつけることもできず、少し寂しい終わり方になってしまいました。

もう来年度は開催されないだろうということを知っている私は、複雑な思いもありました。

 

この日、私は我が子のピアノの発表会もありました。

役員をしているとこういった重なったスケジュールが本当に大変です。

 

お天気が良くソフトボール大会が開催されていたら、汗だくの姿で着替えることもできずに発表会に駆けつけることになっていたでしょう。

役員をやっていることで我が子を少し犠牲にしているというふうに感じています。