昨晩遅かったので、朝はゆっくりさせようと思い、8時過ぎに起きました。
汗をかいたままの身体で寝たので一番にシャワーを浴び身支度をしました。
中国に来る前に天気予報で行程中全日雨の予報を見ていたので、雨が降っていることには驚きませんでしたが、何をしようかと二人で考えました。
私は、たぶん雨が続くだろうと知っていたのに、雨が降っていないことを想定した計画しかしていませんでした。
心の中で、一日中降り続けることなんてないのではと思っていたからです。
子どもも活発なので、外で遊ぶことしか考えていなくて、まずはどこに遊びに行くかの作戦会議をしました。
西湖の周りをサイクリングしてお店に立ち寄りご飯やおやつを食べて、風情あるボートにも乗ろうと思っていたのですが、霧で全く景色も見えず、雨が降っているので危なくてサイクリングなんてできません。
室内で遊べるところを探したら、興味をひくものがいくつかありました。
中国茶葉博物館
中国丝调博物館
浙江省博物館
杭州博物館
浙江自然博物館
中国扇博物館
こんなにたくさんの博物館にわりと簡単にアクセスでき意外と楽しそうです。
子どもが興味を持ったのは、中国丝调博物館と浙江自然博物館、中国扇博物館の3つ。
出かけるギリギリまで丝调博物館と自然博物館で迷っていました。
自然博物館は、生命の起源、海の秘密、植物の世界とテーマごとにクイズや仕掛けがあって子どもが楽しめるようです。恐竜時代にタイムスリップできる空間もあるみたいで、きっとこちらを選ぶだろうな…と思っていました。
しかし、子どもが選んだのは、丝调博物館でした。
こちらは、シルクの博物館?と思ったのですが、
ファッションの変遷を楽しむことができる博物館でした。
「薬屋のひとりごと」で中国に少し興味を持った子ども。漫画やアニメを見てお洋服がかわいいといつも言っていました。
博物館へは、バスで行こうと思っていましたが、外に出てみるとザーザー振りの雨。
私のテンションが下がり気味で頑張れない…
昨日の疲れから全く抜け切れていない💦
でも、子どもは一晩寝たら元気いっぱいなので、少しの迷う時間も与えてくれない。
「やっぱりタクシーにしよう」と声をかけ、タクシーで行くことにしました。
タクシーに乗る場合、相当気を付けなければなりません。でも、体力優先です。
呼んだタクシーの運転手さんから、
「丝调博物館だけじゃすぐに終わっちゃってつまらないよ」と言われ、何となく営業されてしまいました。
同じ方向のお茶畑にも行ってみないかと…
もともとお茶は少し買うつもりでいたので、承諾して回ってもらうことにしました。
お茶畑の光景はとても美しく、茶摘みの季節なので作業も見ることができました。子どもは龙井茶の味も好きではないし、興味も示さないのでお茶だけ購入して移動をします。
お茶屋さんは、とてもお金持ちで鉄筋3階建ての立派な住居でした。身なりもきちんとしていて、お茶の町全体がお金持ちの雰囲気を醸し出していました。
そういえば、以前に杭州はお金持ちが多いと読んだような気がします。
うろ覚えだけど…
ついに博物館に移動と思って乗り込むと、また、運転手さんは博物館は面白くないと言い出しました。
今度はシルクに興味があるなら、シルク商品を紹介すると言っています😢
シルクは素敵だけど、私たちには高価過ぎるし、日常使いにはいらないと言い
博物館へ行ってもらった。
ご機嫌が悪くなったのか、無言で博物館に着き、
「帰りは自分で帰って」と言われた(笑)
タクシーは便利だけど、これがちょっと…と毎回思わされる。