本の街という呼び名があることは以前から知っていました
今まで何度も東京を訪れる機会があったのに、立ち寄ることは一度もありませんでした
お仕事だったり、遊びだったり、同行者がいたり…
気になる街であるのに、いろいろな理由で毎回素通りしていました
東京に行っても、その時は「本の街」に行ってみたいなと思うのですが、帰宅すればそのまま忘れ、次の関東へのお出かけ予定がない限り思い出しません
その程度の気持ちとは思いますが、今回やっと機会が巡ってきました
大切な用事があり、一人で東京に出かけることになりました
出かけると決まった時も「本の街」のことはまだ考えていませんでした
東京のホテル、どこも高いですね
今は東京以外でも値上がり傾向なのかもしれませんが…
インバウンド本格化のせいか、以前出かけた時より高くなっている印象を受けました
当然といえば当然ですね
一年で何度もホテル利用をするわけでもないし、コロナ最中は全く外出もしていませんでした
日本くらいですよね
物価のお話は、また機会があればしたいと思います
１人ですし、便利な場所で安全であればあまりこだわりなく探しました
ふと、「BOOK HOTEL」という文字を見ました
その時に「本の街」の存在を思い出しました
用事が済めば、時間がたくさんある
この暑い時期に外へ楽しみを見つけることは本意ではありませんでした
日頃できないことを誰にも邪魔されることなく楽しもう！
と「BOOK HOTEL」とはどんな場所なのか調べました
これは、まさに今の私にぴったり
金額も他のホテルと大差なく、即決で予約しました
用事に合わせて、２泊お世話になりました
ホテルの中は、本がいっぱいでした
フロントのあるBARコーナー、エレベーターホール、各部屋…
図書館とも違う感覚で、
本に囲まれるとは、こういう感じなのだと思い、うれしかったです
１人３冊までお部屋へ持ち込めます
もちろん、お部屋の中にも本が何冊も用意されています
各フロアにテーマがあり、
恋の本、エッセイ、考える本、ライフスタイル、旅、ミステリー、優しい気持ちになれる本、ビジネス書などなど
私は、読書が好きなのですが、なんせ読むのがとてつもなく遅いという欠点があります
流して読むことができれば、もっとたくさんの本に触れあえるとわかっているのですが、なかなか実践に至っていません
前に戻って確認してみたり、情景を空想してみたり…
そんなことをしていたら、たとえ二泊しても触れ合える本は２冊くらいになってしまいます
今回は、「読み方の練習」という課題を自分に与えて臨むことにしました
パラパラたくさんの本を見て、ピンときたものだけに少し多く時間をかけるということをしました
時間が限られているので、滞在期間になるべくたくさんの本を見てみようという作戦です
結果、旅の本、ライフスタイルの本、小説を２冊楽しむことができました
今までの私の読み方とは違い、本当に急いで小説を読んでみました
いつか機会を作って再読してみたいと思います
神田神保町は、本屋さんがいっぱいで、とても興味を持ちました
食事の時や疲れた時に外に出て、何件か品ぞろえを見てきました
難しい本ばかりかと思っていましたが、私でも楽しめそうな本がたくさんありました
ゆっくり散策してみたくなりました
