子育て中に思うこと

ちょっと聞いてもらいたいこと

アマガエル

土砂降りの雨の日、玄関前に傘を置いてドアを閉めました。その後、あまりに多い雨の量と横降りで玄関を開けたら大変なことになると思い、玄関を開けませんでした。

 

次の日はカラッと晴れ、さわやかなお天気になり、雨の日の片付けもやる気満々。

傘を干すために取りに行き、風が強かったので家の中で干すことにしました。

最後の傘を広げた瞬間、何かが飛んできました。

 

すごいジャンプ!早い!なんだろう…

「きゃ~、わー!!」

 

ひとりで叫びました。なんと、アマガエルでした。

慌ててケースを取り出し、追いかけ捕まえました。

今は、観察のために「飼いかえる」となっております。しばらく子どもが楽しんだら雨の公園にでも連れて行こうと思います。

 

ところで、カエルさんに対して…いや、そういった生物に対してみなさんはどう思っていますか

 

私は、正直大嫌いでした。

生態も何も知らないのに大嫌いでした。

どうして嫌いだったのかを考えることもありませんでした。

 

こどもが成長するに従い、生き物に興味を持ちだしました。

ある時、爬虫類のDVDを楽しそうに見ている子どもに

「怖くない?気持ち悪くないの?」

と聞きました。本人は、そんなそぶりもなく、

「見てみて、こんなに小さい口なのに大きな動物をそのまま呑み込むよ~」と…

 

横で見ていた夫が、

 

「子どもに気持ち悪いとか言わない方がいいんじゃない?」

「どうして、気持ち悪いと思うの?」

 

と聞いてきました。

私は、よくわかりませんでした。

考えてみると、私の両親もそういった生き物を「気持ち悪い」という形容詞で表現していました。

 

夫は、

「親が怖がると子どもも怖がるし、好きな人が気持ち悪いと言うとそう思うものだよ」と言いました。

「なるほど~」

考えもしていませんでした。

 

それ以降、私は自分の心からの感想は子どもには話していません。そんな大した感想ではありませんが、やはり、影響を受けると思います。

 

そんな私も今では観察できるくらいに成長しました。

自分は苦手ですが、子どもにはいろんなことに興味をもって知識をつけてほしいと思っています。

 

今、「飼いかえる」はとても大切に我が家のこどもに飼われています。

先ほども食事としてコオロギを与えていました。

毎日お世話をしていると、食事の時間や食事をくれる人がわかるようです。

不思議ですね

 

もう一つ、気づきがありました。

「飼いかえる」を飼っているケースを壁際に置いています。

きれいな緑色のカエルでしたが、白色に変化してきています。

調べてみると、周りの環境で変色するようです。

 

こんな年齢になって、カエルのことを学ぶとは思いもしませんでした。

どこにいるでしょう