9月になり、学校が始まりました。
子どもは、休みのほうがいいのか、通常運転のほうがいいのかわかりません。
我が家は、長い夏休みも学童やトワイライトに行かなければならないので、子どもにとっては、必ずしも楽しい夏休みではなかったのかもしれません。
始まって早々、先生の発言が子どもたちの不満を呼んだようです。
始業式の日の夜、次の日の用意をしていた時に、
「1学期の復習テストがある」といいました。
持ち物の準備などは、「体操服やお道具箱など夏休み中に持ち帰ったものを使う日までに持って行く」と連絡帳に書いてありました。
保護者への2学期予定のお知らせにも「3時間授業11時40分下校」としか書かれていなかった。
我が子は、漢字と計算の復習だけして、習字道具、お道具箱、絵具などを持ち、大荷物をもって出かけていきました。
個性の強い部分がある我が子ですが、本人なりに成長し、自分自身で準備できるようになり、学業も頑張っていると私は気付いています。
私はなるべく口を出さず、経験で覚えていってほしいと思い、失敗するであろうと思うことがあってもそのまま言わない時もあります。
しかし、今回の我が子の不満の種は私もまったく気づいていませんでした。
この日大きな不満を持って帰ってきたのは、先生の発言でした。
3時間授業のうち2時間は復習テストだったそうです。
残りの1時間で算数の授業があったようでした。
子どもたちは、まだ給食もなく通常運転ではないので時間割がそのまま行われることは想像していませんでしたし、実際に時間割を行うのであれば図工の時間だったそうです。
前日に教科書を持ってくるようにといわれていなかった我が子は授業の用意は持って行きませんでした。
算数の教科書とノートを持参している児童は、全体の3分の1くらい。残りの児童は教科書を持ってきていなかったそうです。
人数の割合からして、先生は教科書を持ってくる連絡をしなかったと思われます。
そして、持っていない子がそんなにいるのに「忘れ物減点1」になり、持っている子は「素晴らしい、やる気があるね」とほめてもらえたそう。
持ってきた子に算数がいることを知っていたのかと聞いたところ、
「偶然だよ~、始まったときは荷物がいっぱいだから少しずつ運ぼうと思って…」
といわれたらしい。
正義感が強い我が子は、どうしても腑に落ちない様子。
夏休みが終わるころ、宿題である2学期の目標や心構えなどを書いたばかり…
そこには、「一つも忘れ物をしないで、宿題も自分自身でやりきる」
と、誓ったばかりで、次の日に減点1をもらってしまい戸惑っているのが明らかにわかりました。
この算数の先生は、教科担当の先生で学年主任。
担任の先生が子どもたちに算数がいることを伝え忘れたのかもしれませんが、せっかく頑張っている子どもたちに気持ちを削ぐような発言はとても残念に思いました。