日曜日の午後、子どもにお留守番を頼んで先日約束した我が子のお友だちのお母さんとカフェに行きました。
「~~くんのお母さんと出かけてくるね」というと、一緒に行きたいというのはわかっているので、役員の打ち合わせがあると言って出ました。2時間くらいのつもりで出かけたので、宿題ややると決めている日々のことを終わらせたら好きなことをしてもいいよと伝えました。
低学年の頃はまだまだ心配で一人で置いていくことができませんでしたが、さすがに数時間のお留守番は問題なくできるようになりました。平気な子は幼稚園のころからお留守番をしていたようですが、我が子は、というより私が心配過ぎてできませんでした。
私も過保護すぎますかね…💦
さて、初めて個人的に会ってお話しする方なので、あれこれ考えて出かけましたが、
とても気さくな方であまり心配するようなことはありませんでした。
お子さんが3人いるのでそれぞれの学年にお友だちがいるようでしたが、なかなか馴染めないようなことを話していました。
やはり、長女の不登校のことが心配で誰かと話したかったようです。
不登校になって一年以上で、中学校入学して一年生の夏休み前から学校には行ってないそうです。
話を聞いてあげることはできるけれど、何もしてあげられないと思いました。
不登校になって半年くらいはクラスメートや小学校が一緒だった子がプリントを持ってきてくれたり、学校の様子を知らせに来てくれたりしたそうです。
小学校が一緒だったお付き合いのあるお母さん方からも声をかけてもらったり、不登校についての対処の仕方、子どもへの接し方などを一緒に考え話したりもしていたと聞きました。
しかし、不登校が長くなるにつれて誰も声をかけてくれなくなっていったそうです。
そこで、私が聞いたことは、地域の中学校の1クラスに多ければ3人くらいは不登校の子がいるということでした。
「3人も⁉」
仮に4クラスあれば、12人も学校に行ってないの?かなり驚きました。
立ち入っていいのか迷いましたが、
「お嬢さんは普段なら学校に行っている時間、何をしているの?」と聞いてしまいました。
返ってきた答えは、
「お昼くらいまで寝て、昼食を食べてテレビを見たり、ゲームをして、ゲームを長時間するから疲れるようで昼寝をするともう夕飯の時間になってしまう」
さらに、
私:「何か家のことを担当させたり、ほかの方法で勉強をしたりはしていない の?」
お友だち:「不登校になるってことは、デリケートだからあまりごちゃごちゃ本人が嫌がることは言ってはいけないらしい」
私:「子どもがいると他人事じゃないし、そういった内容の記事を読むことがあるけれど、なるべく早く対処するのがいいとか、まずは寄り添い登校してみたらいいよとか書いてあったけれど、やってみた?」
「行きたくない原因がわかっていれば取り除くことも必要なのでは?」
などと話してしまった。
しかし、彼女は誰かに話したいだけのようで解決をしたい気持ちが感じられませんでした。
不登校になっている長女は私が知っている当時は活発で成績もよかったはず。
子どもがどうしていいかわからなくなったとき、一緒に解決できるように導けるお母さんでいたいと心から思った。
話を聞いてみて、解決に向けて何も試みていないし、ごちゃごちゃ本人の嫌がることを言ってはいけないというのも問題から逃げているだけのように感じられました。
これもひとつの優しい虐待なのかもしれないと思います。
我が子が不登校という状況になっていない私が非難めいたことを口にするのはどうかと思いますが、どうかお友だちの長女が健やかに成長し、目指す方向が見つかることを心から願います。