「モルック」ってスポーツ、私は最近知りました。
タレントさんが日本代表だとか…
モルックは、フィンランド発祥のスポーツです。
カレリア地方の伝統的な投擲(とうてき)競技、「キイッカ」というゲームをもとに作られたスポーツだそうです。
モルックは何人でやるゲームなの?
モルックには個人戦と団体戦があり、正式なルールは団体戦では4人で1チームです。
モルックで必要なものは何?
「モルック」という木の棒
「スキットル」という数字が書かれた木のピン
この2つがあればとりあえず楽しむことができます。
代用品があるけれど、あると便利なものは、
「モルッカーリ」 地面に置いてモルックを投げる位置を指定するもの
これは、木の枝やガムテープなどで印をつければなくても大丈夫
ほかに、得点表や記録用紙、メジャーがあれば、便利だと思いましたが、
家族やお友だちと楽しむだけなら、モルックとスキットルがあれば問題なしです。
モルックとスキットルは、スポーツ用品店やホームセンター、スーパー、雑貨店、
おもちゃ屋さんで購入できます。
一番簡単だと思ったのは、通販です。
種類もあり、手軽に遊ぶことができるミニサイズもあります。
正規品を購入しておくと、大人数で競い合うときにも使え、ちょっとした大会も
できますね
お値段は、安いものなら3000円くらいから、正規のセットでも10000円くらいまでで購入できます。
まずは、モルックとスキットルがセットになったものを用意すれば十分楽しめます。
そして、単品購入もできますよ~
モルックのルール
木の棒「モルック」を投げて数字が書かれた木のピン「スキットル」を倒して得点を重ねていくゲームです。
モルックを投げる位置からスキットルまでの距離は3~4m
スキットルは12本
スキットルを初期配置に並べてゲームを開始します。二投目からは毎回倒れている位置で立て直して続けていきます。
スキットルの初期配置
左側に奇数ピンを並べます 1 3 5 7
右側に偶数ピンを並べます 2 4 6 8
中央の4本は高得点ピン 9 10 11 12 (並び順に気を付けましょう)
注意!モルックを投げる決まった位置からはみ出したら、ファウルとなってしまいます
スキットルが2本以上倒れたら倒れた本数が得点となります。1本だけ倒れた場合はスキットルに書かれている数字が得点となります。
一番に得点が50点になったチーム(人)が勝ちです。50点を超えてしまったら25点からやり直しになります。
注意! チームメンバーが3回連続でどのスキットルにも当たらず倒れなかったら
そのチームは失格になってしまいます
交代にモルックを投げて50点ぴったりを目指します。
参加した感想
はじめは、ただスキットルを倒して点数を稼ぐという考えで始めた子どもたちですが、
進行していくうちに頭脳プレイをしていました。
相手に勝つために何番のスキットルを倒せばよいか、そして、相手のプレイにどのように邪魔をするかという心理戦になり、普段おとなしい女の子たちが白熱した攻防をしていました。
今回、私が役員をしている子ども会で地域のモルック大会に参加したのですが、
想像していたよりもおもしろく、とても有意義に過ごせました。
モルックは、年齢を問わずどなたでもできるスポーツです。
そのうえ、スポーツですが、筋トレや走り込みなどは必要ないです。
体力にかかわらず楽しめるので、運動が好きではない子や高齢の方、だれでも夢中になれると思います。
私たちは、小学6年生の女の子チームと小学3~4年生の男女チームの2チーム8人が参加し、6年生女子チームはなんと準優勝になりました。
参加してくれた6年生のお母さんが、
「普段クールな子たちが飛び上がっている!」と笑っていました。