新しい学年になって授業参観がありました。
我が子のクラスは国語の授業で漢字の成り立ちでした。
部首が決められていて何文字書けるかなど班で競いました。難しい部首(りっしんべん)などたくさんの字が集められないものは保護者も一緒に参加し、大盛り上がりでした。
先生の話す口調やスピード、使う言葉のチョイスに感心しました。
説明がとてもうまく、子どもたちの笑顔を引き出していました。
毎学年授業参観での感想は、子どもたちが積極的に授業に参加していて楽しそうだということです。
今年も先生がおっしゃっていました。
「高学年になるとシャイになり発言をしなくなる子や手をあげてアピールしなくなることが多いのですが、このクラスは手をあげる子が多く授業に活気があります」
確かにちょっと騒がしいくらいの授業でしたが、おとなしい子でも入れない空気はないように感じ、発言が少ない子にも話を振って発言を導いていた印象を受けました。
先生の授業のテンポが良く、授業の準備を相当されているのがよくわかりました。
我が子のクラスはこれから1年かけてよいクラスに育っていく予感がしています。
授業参観後の懇親会も先生から
学校目標や教育努力点、学年目標を聴き、教科担任制の導入でいろんな先生の目線で児童一人一人を見守ってくださると説明を受けました。
他のクラスはまだまだ懇親会が続いていましたが、我が子のクラスは10分くらいで解散になりました。この点も保護者の立場からすると好感が持てました。
説明がわかりやすく、テキパキしていてすてきな先生でした。
この授業参観で積極的に授業に参加している子どもたちを見て、考えさせられたことがあります。
積極的に参加するのは、小学生だからなのか。
私は、お仕事で社員研修や講義をすることもあります。
そこで、いつも思うのは、反応が薄すぎるということです。うつむいたまま顔をあげない社員や問いかけても目が合っているのかわからない人もいます。
年齢の問題もありますが、返事はほしいし、反応も欲しいと思うのです。
研修や講習をするときは、なるべく興味を持ってもらえるように準備をします。
和やかな空間を作り発言がしやすいように問いを投げかけているつもりです。
が、反応が返ってこないことが多いです。
今日の小学生のようにやりとりが感じられる講義を目指したいです。
小学生の授業と大人に向けての講義では比べることがおかしいのかもしれませんが、
そんなことを考えた授業参観でした。
我が子の先生の授業が本当にすてきでした~
子どもの一年の成長が楽しみです。