朝食は食べますか?
パン派ですか?
ごはん派ですか?
最近、こんなことを聴かれました。
聴いてきたのは、4月から一緒に働いている若い同僚。
彼は一人暮らしで朝食を食べようか迷っていると言っていた。
なぜ迷うのかを問うと、食べなければ時間に余裕ができるし、食べたいかと考えると食べたいかどうかわからないと言いました。
お昼休みのおしゃべりだったので、私もそのまま会話を続けて、学生時代は食べていたのか、実家にいたときはどうかなどと聴いてみました。
実家にいたときは食べるときと食べない時があって、食べない時は親が作ってくれなかったときだそう(笑)
一人暮らしになり、面倒で食べることがなくなったらしいです。
しかし、社会人になり午前中に起きている時間が長くなりお昼までに疲れ切ってしまうと気付き朝食食べようか考えているというのだ。
これって考えることなんだろうか。
朝食を採る良い点はいくつもあります。
食事の栄養バランスが良くなります。
朝食を食べることを習慣化すると、早寝早起きがし易くなり睡眠の質が上がります。
朝食を食べている人の方が食べていない人に比べてよく勉強し、成果が出やすいこともデータとしてわかっています。そして、朝食を採る人の方が体力があります。
朝食を食べることで満たされ、ストレスを軽減できイライラすることが少なくなります。イライラしないことによって集中力も増します。
大人になると気になり始める太りやすくなることも朝食を食べることで防ぐことができます。朝食を抜くと、身体のブドウ糖が不足して次に食事をした時に血糖値が急激に上がります。
急激に血糖値が上がると、ブドウ糖などの糖分を脂肪として溜め込むので太りやすくなります。
心の中でお説教臭いことを念仏のように言い、本人には子どもに諭すように朝食を食べると自然と生活が整うので良いことばかりだよ~といくつか例を挙げる。
実際に彼は、お昼まで体力が持たないと感じているので、生活を見直して三度の食事を採るようになることを祈っている。
数か月したら何気なく様子を伺ってみよう。
私は、彼らのお母さんよりも上の世代。私も小学生の子どもがいる。どうしても彼らの健康が気になります。
縁があって一緒に働いているのだから、病気にならないでほしいし、嫌なことがあっても乗り越えてほしい。目標を見つけて会社を去るのは応援するけれど、挫折して立ち去るのは見たくない。
完全に親の気持ちになっている。相手は同僚として話してくれているけれど、私の心の中は、「絶対に朝食を食べなさい!できればごはんを食べること!」と叫んでいる。