我が子は知らない子と参加するお出かけに抵抗がありません。
今までも何回も小学生対象のバスツアーに参加しています。
そして今回、春休みのイングリッシュキャンプに行ってきました。
昨年までは、夏休みに2泊3日で出かける大型プールで遊ぶツアーや冬休みに雪遊びをするツアーなどに出かけた経験があります。
初めて行きたいと言われたときは、かなり驚きました。一人で行かせることに私の方が抵抗を感じてしまいました。
学校では少し変わった子と思われていますし、悲しい思いもすることが多く、泊りで行くことでその日のうちに話を聞けないことが私の心配の最大事項でした。
低学年の時に行き始めたのでもう慣れましたが、迎えに行かなければならないかもしれないと思い、夜中も気になって眠れず迎えに行く覚悟もしていました。
しかし、何回参加してもそんな心配には至ることはなく、「楽しかった」といって元気に帰ってきます。
多少嫌なことはあると思いますが、その都度大きな成長を感じさせてくれ、思い切って見送ってよかったことばかりでした。
今回は、高学年になりましたし遊びだけでなくお勉強も絡めたツアーに行くといいなと思っていたところ、本人が選んだのはイングリッシュキャンプでした。
我が子が参加したイングリッシュキャンプは、外国の方と英語を使ってコミュニケーションをする国際交流のことで、2泊3日の施設での寝泊まりのプログラムです。
2日半先生は英語だけで話します。朝から夜まで生活の英語を覚えることができるもので、ほかにも授業として初日5レッスン、2日目8レッスン、3日目3レッスンの合計16レッスンを受けます。
これに参加したからといって英語の力に何か変化があるわけではありませんが、外国の方への抵抗が減ったり、違う地域のお友だちや学年が違う子との交流ができ人との付き合い方にもいい影響を感じることができます。
イングリッシュキャンプだけでなく、子どもたちだけで参加するプログラムにもいい面と悪い面があります。
あまりよくない情報としては、
- 外国人として参加している留学生がやる気がなさ過ぎた
- 持ち物がなくなり出てこなかった
- 施設の設備が古くて清潔ではない
などなど、いろいろ耳にします。
そのほかに、子どもの性格によりこのようなプログラムには参加したくないということもあると思います。
私自身も子どものころそのように考える子どもでした。知らない子と出かけたり一人で何かに参加することは考えられませんでした。なので、最初我が子が自分から行きたいと言い、積極的に参加したい気持ちはあまりよく理解できませんでした。
悲しい思いをしていませんようにとか辛いとがっかりしていませんようにと参加している間中考えていましたが、我が子にはそのような心配はいらなかったようです。
空気が読めないせいもあると思いますが、わりといろんなことを対処して楽しんでくることができています。
特性が強いのですが、それを心配し過ぎて気にしていると本人の希望することをさせてあげられないのだと思いました。
本人なりに確実に自立に向かい成長しています。