我が家は過去に何回も泥棒に下見をされていたかもしれないという経験があります。
駐車場に袋パンの空き袋が捨てられていたり、夜の寝静まってから防犯砂利の音がしたり、たばこの吸い殻が庭に落ちていたことが何度もありました。
子どもが生まれる前は、窓の3重ロックや玄関に防犯ブザーを取り付けて予防していました。
夫婦ともに働いているので、昼間はいません。過去のパンの袋や吸い殻は夜中に捨てられていた形跡がありました。
それでも一度も泥棒に入られたことがなかったのは、立地のおかげかなと勝手に思っています。それは、我が家が車通りの多い通りに面していて、近くに交差点があるからそのように考えているところです。交差点で信号待ちの車の目に触れる場所に玄関があり、隠れるところがありません。
家を建てたときは、車の通りが少なく、比較的静かな場所でしたが、どんどん周りに家が建ち、家の前の道路が通り抜けに使われるようになってしまいました。
静かな場所を気に入っていたので、変化に不満を持っていましたが、今となっては我が家の周辺で被害にあっていない数少ない家になりました。
たぶん、泥棒からすると入りにくい家だと思います。
この10年くらい下見の形跡を感じることなく過ごしていました。
ところが、最近また誰かが我が家の庭や駐車場に入っている気配を感じるようになりました。
2年前にリフォームをしたので玄関ドアは以前の物より防犯効果の高い物に取り換えています。しかし、窓の交換はしておらず以前からの3重ロックを使っています。
以前心配していたころと違うのは、子どもがいることです。
今回とても心配したことは、子どもが1人で家にいるときに下見をされたようなのです。
1人で留守番してもらうときは、
- インターホンが鳴っても出ない
- 留守番のときはお友だちに誘われても絶対に出かけない
- どこの窓も開けない
と教えています。
その日、インターホンが鳴ったので子どもがカメラで見ていると2人の男性が見えたみたいです。
静かにして去るのを待っていたら、庭へ入る扉の音が聞こえてキッチンの窓に影が映ったと言います。
どうも家の周りを一周して南側の大きな掃き出し窓から覗き込んだみたいです。
子どもは怖くなり、除かれた窓から死角になる壁に張り付いていたそうです。
「長い棒を持っていたと思う」と言いました。
怖い気持ちが昂っていたと思うので、長い棒を持っていたとかどんな感じの人だったかは錯視の可能性もありますが、覗き込まれたというのは事実だと思います。
雨の次の日だったこともあり、家族でない靴跡を見つけました。
万が一、泥棒の被害にあってしまったとき、私が一番恐れているのは子どもが一人のときの鉢合わせです。
先日家族で話し合って、春休みは学童に行くことをしぶしぶ納得してくれましたが、このことがあり快く出かけてくれるようになりました。
これから中学生や高校生に成長していくことを考えると家に1人でいる時間も増えていくと思います。
もちろん子どもも今のままではなく成長していきますが、安全な環境は整えておくことに越したことはないと思いました。