毎回悩む長いお休み。
何を悩んでいるかというと、子どもの一日の過ごし方を無理やり私が決めていいのかということ。
3年生までは、そういうものだと思い素直に学童やトワイライトに出かけてくれた我が子ですが、高学年になり少し時間の使い方に疑問を持ち始めているようです。
学校が休みであれば学童で過ごす時間はとても長いです。朝8時くらいから夜の6時過ぎまで10時間以上過ごすことになり、自分の時間が欲しくなってきたお年頃の子どもには厳しいものがあります。
もちろん、一人での留守番もできる年齢ではありますが、これだけ長時間だとやはり一人で家に置いておくのは心配で仕方がない。
子どもの気持ちを承知していながら学童に行ってほしいと思う私。鬼だわと思います。
私は小学生までは何とか学童かトワイライトに行ってほしいのに、子どもの成長は待ってくれないのでどんどん子どもの気持ちで行動したくなる。
困ったものです。
この辺の学童保育は、小学校1年生から6年生までの子どもが放課後や土曜日、長いお休みに利用しています。
中学年まではかなりの人数がいたのですが、高学年になるにつれ一人減り二人減りと人数が一気に減り、今では我が子と同じ学年は3人しかお世話になっていません。
行きたくない理由は、高学年が少なくなったこともあるのかもしれません。
理由は様々ですが、学年が低い方が学童の利用人数は圧倒的に多いです。
子どもたちの成長は一人ひとり違うので、高学年だからといって一人で長時間過ごすことができるとは限りません。
一日一人で留守番ができるかというのも保護者の考え方によって様々だからです。
突然インターホンが鳴っての対応とか、お昼ご飯やおやつを用意してあるもの以外に食べたくなったらどうするかとか、お友だちが誘いに来たら遊びに行ってしまうのかとかいろんなことがあります。
家の中で一日安全に過ごせたとしても、それは、おやつを食べてゲームをして、宿題もできて本人が一人時間を楽しいと感じても私は一人で10時間留守番をさせるのは望みません。
一日限りの事ではなく、春休みならば14日間、夏休みならば40日間のことだからです。
我が子に一人でお留守番ができるとわかっていても一人で過ごさせることは考えられません。
我が子が一日の使い方を自分自身で計画でき、実行できるようになっていたら学童を退所する選択肢もあったのですが、今のところ贔屓目に見てもその様子はないです。
修了式の日、学童に迎えに行ったときに指導員さんに我が子の様子を尋ねました。
正直に、子どもが行き渋ることを伝えましたが、学童内ではそんなそぶりは感じないそうです。
高学年として低学年や中学年に声かけをたくさんしてくれて楽しく過ごせていると思うとのことでした。
施設のことを手伝うという必要はないのですが、我が子は時間を持て余すとお手伝いや大人との話にも入りたがるようです。
指導員さんにきいた話を考えると、周りに気を遣っているのかなとも感じました。
行き渋ることの理由と本心で行きたくないのかどうか、親である私の都合で行かせていることなどを子どもと話し合いました。
私は、安全で笑っていてくれることが何より大切なことだけど、そのうえで自分自身で宿題やお勉強を進めることができたり、興味のあることをやってみたりする時間を作ってほしいということも伝えました。
一人で自由に過ごしたいという希望もあるようですが、話し合って学童かトワイライトに参加してくれることになり、ほっとしたところです。