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宮城県松島訪問

日本三景のひとつである仙台の松島に行きました。

ちなみに、日本三景とはこの宮城県仙台の松島のほか、京都の天橋立と広島の宮島です。

 

大きな島小さい島全部合わせると260の島があるそうです。

松島のとても美しいポスターを見て訪れてみましたが、この日の松島は曇り空の上風の強い日で体感温度0度という感じでした。

そして、風が強すぎて電車も遅延、遊覧観光船に乗りたかったのですが当然欠航でした。

 

島めぐりの観光船は、仕方ないとしても「奥の細道」の散策はするつもりだったのですが、あまりにも寒く結局こちらも断念して強風の中の景色だけみて帰路につきました。

 

用事で出かけたついでの観光なので、行く時期も選べませんでした。今回はひとりでのお出かけでしたが、子どもと計画を立てて訪れてもいいかなと思いました。

次回訪れるときのために少し覚えておきたいと思います。

江戸時代に仙台在住の俳人が松島付近の道に風情があると「おくの細道」と呼んでいました。この名前が心に残った松尾芭蕉が紀行文の題として使ったと言われているようです。

 

国道沿いにお土産屋さんや飲食店があり、焼き牡蠣や焼きイカなどが売られています。香ばしい匂いについついつられてしまいます。

その通りから松尾芭蕉曾良が訪れた瑞巌寺に入ることができます。

今回は中には入りませんでしたが、長い参道がまっすぐに延びていました。

瑞巌寺は国宝に指定され、敷地内の建造物のほとんどが文化財になっているそうです。

 

 

海側を見るとすぐに目に入るのが五大堂です。

五大堂の屋根には十二支の彫刻が施されていて、中には五大明王像が祀られています。

五大堂も瑞巌寺伊達政宗に再建されており、東北最古の桃山建築だそうです。

 

朱塗りの橋で島とつながった場所がありました。

この朱塗りの橋は「福浦橋」、島は「福浦島」という名前です。

250mという橋は歩いて渡ることができます。福浦島は自然公園になっています。

東日本大震災のときに一部分を損壊し、台湾の日月潭の船業者の方々からの義援金で修復ができたそうです。

この日は、強風のために橋も閉鎖になっていました。

 

駅から瑞巌寺に向かう途中で「松島直秀こけし製造」があります。

かわいらしいこけしを作ることができます。

松島や周辺の木材を使用して作られた伝統的なこけし人形です。

 

私が訪れたのは、午後3時を過ぎていて時間的にもお天気的にも堪能することができませんでしたが、40分ほど滞在し海沿いに歩き、駅に戻るとたくさんの若い方と一緒になりました。様子を見ていると観光に来ていたお友だち同士のグループのようでした。

やはり、松島は有名な観光地なのですね。

 

松島は、仙台市内から電車で30分くらいで到着します。アクセスも簡単で、今度は子どもと一緒に風が吹いていない時に行きたいと思いました。