昨年雇用形態が変わり、業務が減りました。
私の思惑では退社を考えていたのですが、次の仕事への自身の準備ができず今も勤めを続けております。
しかし、雇用形態が変わったことで少し荷が下りたというか時間に余裕ができました。
少し責任が重い立場にいたので、そういった点でも心にも余裕ができたと感じています。とはいえ、フルタイムでの仕事に変わりはなく、いかに子どもとの時間をとるかということが常に気になっているところです。
最近、子どもとの時間を大切に過ごしたいと思い、いくつか二人ですることを生活に取り入れました。
一つは、朝、朝食前にお散歩に行くこと
二つ目は、読み聞かせられること
きょうは、この「読み聞かせられること」はどんなことかをお話します。
「読み聞かせ」ならぬ「読み聞かせられること」とは、私が聞く側になることです。
小さい頃我が子の読み聞かせは、時間がある限りやっていました。日中働いているのでどうしても早朝か夜しか一緒にいられる時間がなく、本に逃げてしまうということでやっていた気がします。本来なら公園に連れて行って遊んだり、家の中でももう少し動きのあることもしたかったのですが、私の体力にも限界がありました。
これが関係しているのかはわかりませんが、我が子は本が大好きです。マンガも小説も図鑑も好きですが、高学年になり特に小説が好きなようです。
そこを利用してなのですが、中学年になり「読み聞かせ」をやめてしまったのでまた再開したいと思い、提案をしました。
散歩と同じように、無理をせず長く続けられるように時間は10分から20分の間。10分を過ぎて切りのいいところまでという短い時間を続けていこうとやっています。
我が子と相談して「読み聞かせられ」になったのですが、最初は戸惑ってしまいました。今はこれはこれでよかったのだと思っています。
音読でも朗読でもその日の気分でやっています。
音読にはいろんな効果がありました。
- 読解力が身につく
音読をすることで語彙力が向上し、いろんな言葉を使えるようになります。
新しい単語やフレーズを知り、文や単語の切れ目、読み方など、話の流れを理解するとスムーズに読むことができるようになります。
- 記憶力が上がる
声を出して読むことにより脳の前頭前野が活性化され記憶力が上がると思われます。
- 集中力が高まる
音読をしているときは声を出して読むことに集中して別のことを考える余裕はないので少しずつ集中力を高めることができます。
- コミュニケーション能力が上がる
脳の前頭前野の発達が未熟だと自分の気持ちをうまく伝えられないことがありますが、音読によって脳が刺激されてコミュニケーション能力を上げる効果があります。
我が子は早口になることが多く、滑舌が悪くなりがちです。
この音読をして私にお話を聞かせてくれることで少しゆっくり話す練習になるといいなと思っています。
私が自分では選ばない本を読んでくれるので、毎回のお話もとても楽しみです。
なるべく長くこの二人の時間を続けたいなと思いますが、そのうち飽きて離れていくんだろうな…