子育て中に思うこと

ちょっと聞いてもらいたいこと

朝の10分散歩

子どもと一緒に朝の10分散歩を始めて2か月半が経ちました。

雨の日や休日におさぼりする日以外、ほぼ毎日6時15分に出かけています。10分のときもあれば少しコースを変えて15分のときもあり、その日の気分でいくつか作ったコースから選んで歩きます。

 

この散歩、昨年末から始め、始めたときは真っ暗な中を歩いていました。

今では東から日が昇って赤くなっている空を見ながら歩いています。

冬の間、まっくらなので起きて着替えて水分補給後すぐに飛び出していましたが、そろそろ日焼け止めが必要になってきたと気付きました。

 

今までは寒いこともあり、顔も洗わず着替えと水分摂取だけで出かけていたのです。

さすがにどんどん明るくなってきて、明るくなってきたがゆえに人々も朝が早くなってきました。冬にはまだ人を見かけなかったのに、今はお散歩の人もジョギングの人も見かけるようになりました。

明日から起きる時間をもう少し早くして日焼け止めまで塗ってから家を出るようにしようと思います。

 

さて、このお散歩をどうしてはじめたかというと、子どもと話す時間を作ることと朝日を浴びて体内時計をリセットし気持ちよい一日を始めたいと思ったからでした。

朝日を浴びて体内時計をリセットというのは、冬の間はお預けでしたが今からは実行できます。

シーンとした暗い中を小さな声でおしゃべりしながら歩いていると、私たちだけが起きているような錯覚に陥り、私はとてもうれしい気持ちで歩いていました。

 

日々のルーティンをこなすと一日はあっという間に終わってしまい、子どもが話しかけてくれても食事の用意をしていたり掃除をしていたり、向き合ってゆっくり話を聴くことができていませんでした。

 

聴いているつもりでも学校での出来事やお友だちとの話など聴けていないことも多かったです。子どもに「お母さん、聴いてる?」と言われることも何度かありました。

今は、お散歩時間に話してくれるお話は真剣に聴いているよと伝えました。

 

始めたばかりのときは、10分でいっぱいコミュニケーションをとろうとして早口で話したり、話の途中で別の話題に切り替わってしまったり、親の私がお勉強の話に持っていったり…10分しかないと焦っていたのかもしれません。

しかし、毎日続けていると話題の優先性を決めて次の日でもいいものは次回にするということがお互いにできるようになり、ゆっくり仲良く話せるようになってきました。

 

同じ家に住み、母娘だからわかりあえると甘えて勝手に思い込んでいたこともあり、我が子の話をきちんと聴いていなかったと思いました。どんなに近しい関係でも言葉で伝えないとわからないということを感じています。

朝の10分散歩をいつまで続けられるかわかりませんが、母としてはできるだけ長く続けられるように希望します。

我が子よ、幸せな時間をありがとう。お付き合いお願いします。