子育て中に思うこと

ちょっと聞いてもらいたいこと

子ども会役員を振り返ってみました

子ども会の新旧役員会というものがありました。

この新旧役員会で来年度の新役員さんに役目を引き継ぎ、書類の引継ぎを4月初めに終えれば旧役員の役目は終わりです。

 

私はこの役員交代時期を今年度で4回過ごしました。毎年今回こそは終えたいと思いながらの続投で、長かったなというのが感想です。

この役目は本来ならば任期は1年です。

 

私は4年間子ども会に携わってきました。始めの2年は、一緒に引き受けた役員の方々の協力を得ることができず、とても大変でした。

後半の2年は、地域の子ども会の役員と子ども会をまとめる執行部の役員の兼任でこちらも途中で何度かつらくなっていました。

 

しかし、後半2年間は一緒に役員を引き受けた方がとても協力的で子どものための子ども会を目指したいと率先して活動案を考えてくださったり、手配や引率すべて一緒にやってくださいました。

この方は現役の小学校の先生なので、子どものことをとてもよく見ていますし、子どもの扱いがうまく、どんなイベントも上手に子どもを誘導していました。

一緒に進めるにあたり子育ての参考になる点をたくさん吸収させていただきました。

 

そして、本当に子どもが楽しいと思ってくれる活動を子どもと一緒に考えていくという理想のスタイルで進めてくれたので2年間の活動はとても楽しいものになり、参加していた子どもたちも大満足で一年を終えることができたという声をいただいています。

 

学区の夏祭りなどを除き、地域独自の子ども会では、いろいろな体験をしました。

新入生歓迎会では、新入生は入ってこなかったので進級お祝い会としてデイキャンプをしました。みんなで火起こしからカレーライスを作り、公園遊びをしたのですが、準備や買い物も子どもたちが主体となり進めました。

 

夏休みに入ると、宿題お助けデイというイベントを企画し午前中は宿題をこなし、流しそうめんで昼食をとり、午後は子ども企画の縁日を楽しみました。売り手になる子も買い手になる子も楽しく演じていました。

暑い夏休みなので最後に水鉄砲の闘いと称して水の掛け合いでびしょびしょになりそのまま帰宅。

 

そのほかハロウィンイベント、お別れ会として冬キャンプをしました。

私が子ども会に携わっている4年間に我が子だけでなく近くの子どもたちの成長を感じることができました。

 

子ども会は今の時代に合っていないという意見も多く人気がありませんが、子どもにとっては人間関係を学ぶ最初の良い機会になるのではないかと思います。

違う学年の子でも声を掛け合い一緒に遊ぶ姿を見ていろいろ学んでほしいと思っていました。一人っ子でいとこもいない我が子にはとてもありがたい経験になりました。

 

我が子が小学校を卒業するまで活動できるとよかったのですが、今年で私の住んでいる地域の子ども会は存続が厳しくなったことにより活動を終了することになりました。

今後、もしかしたら子ども会に入りたかったなという新1年生が現れるかもしれません。そんな未来の子どもたちに子ども会を継続できなかったことを申し訳なく思っています。

そして、役員が回ってくることが原因で子ども会に入らない人が多いのですが、やってみるとそんなに大変ではありませんでした。

確かに、普段の生活にプラス余分な役目が入るわけですから大変じゃないとは言いませんが、数人のお母さん方と協力しますし、うまく協力できたことではじめに感じていた煩わしさやマイナスイメージは払しょくされました。

何より子どもの成長を感じることができることと、大人になった自分もまだまだ成長できました。

 

便利な世の中になり子ども会は古臭いのかもしれませんが、助成金をいただいて活動できる機会です。小学生だけの今しかできない経験を子ども会の良いところも見て活用してみようと思ってくださる保護者の方が増えることを望みます。