長くなってきた社会人生活で思うことは、人とのコミュニケーションについて考えることはとても多いということです。
仕事だけでなく個人的なお付き合いや地域、子どもを通しての付き合いなど様々なコミュニケーションが生じてきます。
人とのコミュニケーションの手法を4タイプに分類する診断テストがあります。
私は過去に3回ほど受けた経験があります。
私は、人は10人いたら10人が違った顔を持ち違った考えを持っているのだから、4パターンに分けるなんてできるわけがないと思っていました。
初めて受けた時、強く思っていたことを覚えています。
さて、この「タイプ分け」は、4つのタイプに分類されます。
①コントローラー
②アナライザー
③プロモーター
④サポーター
この4つのタイプの特徴は、
①コントローラーの特徴
- 行動的で野心的
- じぶんの思うままに物事を進めたい
- 決断が速い
- 行動が早い
- 近寄りがたい印象
②アナライザーの特徴
- 行動が慎重
- データ分析が得意
- 計画を考えることが得意
- 客観的で冷静
- まじめで頑固
- 人のことを批判しない
③プロモーターの特徴
- 細かいことを気にしない
- 活気があることが好き
- 想像力があり発想が豊か
- 継続力がない
- 協調性があり寛容
- 発言多めで聞くのが苦手
④サポーターの特徴
- 人を助けることが苦にならない
- 協調性があり意欲的
- 決断が遅い
- 感情が優先される
- 他者の気持ちに寄り添える
- ノーが言えない
どれか1つにあてはまることは少なく、いくつも重なっていたりします。
と思っていたら、最後に受けた時、こんな情報を得ました。
⑤プロコン:プロモーター+コントローラー
⑥アナコン:アナライザー+コントローラー
⑦プロサポ:プロモーター+サポーター
⑧アナサポ:アナライザー+サポーター
⑨バランス:コントローラー+プロモーター+アナライザー+サポーター
この診断、ずいぶん前に一回目を受けたのですが、その時から私の考えも変化しました。
確かに4つのタイプになんて分けられないとは思います。
しかし、立場が変わって面談をしたり採用に関わったりするときに相手の情報として持っているととても話がスムーズに進めることができることに驚きました。
この4つのタイプには優劣はなく、相手と円滑にコミュニケーションをとるために相手のタイプを知っているとお互いにストレス少なくコミュニケーションがとれるというものだと思いました。
仕事上では、親しい人なら「こんな結果だった」と話したりしますが、年代が違った方だったり、仕事先の方だったり、相手の話を聞いて自分でこのようなタイプだなと探らなければなりません。
一緒に協力する部内にいて相手の性格を知る時間がない中、面談をするときには参考になると改めて感じました。
このタイプ分けは、インターネットでも簡単に無料で診断できます。
自分のタイプを知っておくと苦手なコミュニケーションにも役立つかもしれません。