子育て中に思うこと

ちょっと聞いてもらいたいこと

あいさつの必要性

今日は終業式でした。

私は、2学期の最終日である今日交通当番でした。

 

小学生のいる家庭にひと月に一度ほど交通当番が回ってきます。

これは、小学生の保護者が順番に朝の登校時の交差点に立って見守るという役目です。

蛍光色のベストを着て、黄色の旗を持って立ちます。

この役目も初めてのときは緊張しましたが、今ではひとり一人の顔がわかるようになり、人数の少ない小学校の良さを感じています。

 

このとき、毎回感じていることがあります。

それは、あいさつをする子がとても少ないということです。

もちろん、親しい人同士ではしているのだと思いますが、知らない子のお母さんだからかほとんどの子が無言で渡っていきます。

 

私は、「おはようございます」

   「行ってらっしゃい」

   「寒いね」   とか、声をかけるのですが、返事はほぼありません。

 

一部はにかみながら頭を下げる子などがいると安心して嬉しくなります。

返事を返してくれるのは、我が子の分団の子(子ども会で一緒に活動している子)と我が子と仲良くしてくれる子。

 

見ていると、反対側に立っている当番のお母さんもあいさつをしていないことが多く、

無言で見守っています。

 

子どもが小学校に入ったばかりのころ、公園で同級生のお母さんに「あいさつはしなくていい」とか「たとえ知っている人でも話しかけたりしないように」と教えていると聞いたことがありました。

理由は、物騒な世の中だからとのことでした。

そのときは、それも一理あるのかもと軽く思った程度で気にしていませんでしたが、そのように考えている方が多いのでしょうか。

 

我が子はというと、大きな声であいさつをするタイプです。

こだわりが強いタイプなので、変更はできなさそうです。が、大きな声で声掛けをするのは幼児のときに私がそのように教えたからです。

大きな声というのも相手に聞こえるようにという意味を伝えているのですが、なぜか大きめの声…

 

確かに、危険な状況に陥ることは稀であっても、いろいろな人がいるので大きな声で声をかけることが迷惑になることもあるでしょう。

我が子も少し大きくなってきたので、声の大きさをその場に合うようにしてみたり、相手の様子を見てあいさつやその後の声かけをしようと伝えなおしています。

 

それでも私は、あいさつをしましょうというのは変わらず伝えています。

なぜなら必要だと思っているからです。

 

あいさつは、ただ口から出るだけの言葉ではなく、コミュニケーションや人間関係の基となるものだからです。

 

学校や地域など子どもたちに関することだけについて考えれば、

あいさつをすることでお友だちや先生などと話しやすい雰囲気が作れますし、本人の心の状態にも良い影響を与えると思います。

明るい気持ちであいさつができれば、心理的な効果が生まれ心によい影響を与えます。

あいさつをすると必ず気持ちよく過ごすことができます。

 

うざいおばさんかもしれませんが、交通当番で立つ日は言い続けたいと思っています。