子育て中に思うこと

ちょっと聞いてもらいたいこと

血管拡張性肉芽腫とは

我が子の流血騒ぎ(我が子と肉芽腫の闘い)の原因であった「血管拡張性肉芽腫」は、どんな病気なのでしょうか

私はまったく知識がなく慌てました。

 

血管拡張性肉芽腫の写真を見てみると、見たことあるような気がしましたが、私自身が患ったことがないので思い違いかもしれません。

ただ、小さい子どもや若い方に起こりやすい比較的ありふれたもののようです。

 

皮膚や粘膜の表面に近い毛細血管が異常増殖してできる良性の腫瘍です。

増えた毛細血管が絡んで盛り上がり血豆のようなしこりになります。

 

できる場所は、指先や足先にできやすく、顔や唇などにもできることがあり少し痛みを伴うそうです。

 

腫瘍の大きさは5mmから15mmくらいで、表面の膜がとても薄くぷよぷよしているのでつぶれやすいそうです。

血管が集まってきているのでつぶれると大量に出血するのが特徴です。

運よく一旦出血が止まることもあるようですが、一時的なもので完全に止血できることはないようなので必ず病院で受診することがお勧めです。

 

とにかく血の量に驚いたので、なぜなってしまったのか原因を探りましたが、はっきりした原因はわからないようです。

とても小さな外傷から細菌感染などをきっかけに発症し、自身の身体が外傷を治そうとして毛細血管が集まってくるとのこと。

 

血管拡張性肉芽腫は、自然治癒することはないそうです。

手術するのが一番確実な治療法とのことです。

その場合、液体窒素で腫瘍部分を凍らせてとる方法と電気メスで焼いてとり傷口を縫う方法がありました。

 

我が子の場合、大きさや腫瘍の様子から電気メスと縫合の手術をしました。

提案されたときは、跡が残りにくい方法をとりたいと思う気持ちもありましたが、お世話になったクリニックでは凍結療法は再発しやすいとのことでした。あくまでも我が子の場合です。

 

成長過程でこういったことにぶつかるたびに、「もっと気をつけてあげていれば…」とか「どうしてこんなことになってしまったのだろう」っと落ち込んでしまいます。

 

これって今後予防できるのだろうか~?

と調べてみると、予防はできないようです。

できたときに適切な処置が必要だそうです。

 

血管拡張性肉芽腫自体はそんなに恐れる病気ではないということですが、つぶれてしまったり引っかいたりすると感染症を引き起こす可能性がありますので、必ず病院で治療をすることが大切です。

 

我が子は、痛くも何ともないと言っていたのですが、医師によると「痛かったと思う」と聞きました。

普段から怪我が多く痛みに強いお子さんは、できていてもお母さんに伝えないこともあるかもしれません。

 

そして、我が子は一般的に発症が多い場所ではなく、腕の真ん中にできたのでどこにでもできると思っていた方がよいようです。

 

妊娠中の方も女性ホルモンの関係で発症しやすくなるそうです。

皮膚に気になることがあれば受診がお勧めですね。

 

さて、本日も子どもも私もお休みです。

私は少し事務作業をするつもりですが、子どもは暇を持て余しています。

何をして楽しもうかと現在思案中(笑)