このところ子どもの体調が理由で右往左往しています。
原因がわからない発熱は、2度の繰り返しで終了し、毎日ご機嫌で登校していると思いきや、今度は出血。
子どもの右腕の肘までの間の外側に何か膨らんだものができていたようです。
小さいころとは違い、お風呂で洗ってあげることがなくなり、着替えのときもまじまじと見ると気持ち悪いだろうからそういったことはしません。
だから、私はまったく気付かず、血が出たと聞いたとき、いつものようにかさぶたが剥がれたのだろうくらいに考えていました。
本人が絆創膏を張り替えて自分で手当てをしていたのですが、「いつから張り続けているのだろう」と疑問に思い始めました。
聞いてみると、「痛くも何ともないけど治らない」と言いました。
かさぶたになるどころか、一週間経過しても生々しい血が浮いてきます。気づいたと同時くらいから急に出血が流血に変化し、止まらなくなってしまいました。
すでに夜で、次の日はお世話になっているクリニックが休診日。
もう様子を見るなんて状況ではなく、起きたらすぐにどこかのクリニックに行くと決めて探してから休みました。
5分おきにガーゼを交換しても5分も経たないうちに血液でぐっしょりになり、睡眠時は大きなビニール袋に肘まですっぽり入れて寝ました。
翌朝、気が遠くなる状態のビニール袋を見て、まずは皮膚科に飛び込みました。
当たり前かもしれませんが、飛び込みの初診はすぐに見てもらうことができず、
半日待って見てもらえましたが、
「対処ができないので他院を紹介します」とのこと。
クリニックで、「紹介状をもって午後に行ってください」と言われましたが、万が一紹介先でも断られたらと心配になり、紹介してくださるクリニックにその場で電話を入れなるべく早く見てほしいので予約できないかと聞いてみました。
なんとお断りをされてしまいました。
その場で看護師さんに伝えどこに行ったらいいかわからないので他を紹介くださいとお願いしましたが、ずいぶん待っても紹介先が見つからないようで、最終的に透析病院に外科の先生がいるからとコンタクトを取り紹介状を書いてもらいました。
その透析病院は、13時から受付ですが、診察は17時からです。
最初の皮膚科を出たのが12時近くなっていて、子どもはぐったりしていたので帰宅し食事を用意してから私だけで13時に予約に行きました。
うすうす予想していましたが、また断られました。
事務の方がとても親切で受け入れてくださる的確なクリニックを探してくださいました。
13時から受付というのもこの時の私たちにとって運がよかったです。17時に紹介状をもって行っていたら、どこにも受診することができなかったと思います。
探していただいたクリニックに連絡も入れてくださり、地図をコピーしてとても親切にしていただきました。心から感謝しました。
午後の診察時間が始まると同時に子どもを連れて受診すると、手術をすることになりました。手術と言っても簡単なものですが、それでも局部麻酔をすることや切ったり焼いたり縫ったりと説明されると少し躊躇してしまいました。
子ども本人が一番つらかったと思いますが、私も一日中クリニックを回り、長い待ち時間を待ち本当に疲れました。
血管拡張性肉芽腫という良性の腫瘍が原因で出血していたのですが、知識がないために皮膚科、外科などを探していましたが、最終的に形成外科で処置してもらいました。
長い一日だった昨日は、子どもも私も一瞬で眠りに落ちました。
また今日から二人で過ごす時間ができました(笑)