月曜日から体温計では常にお熱がある状態。
しかし、我が子本人はとても元気でおしゃべり(笑)
月曜日に早退して昨日と今日ゆっくり遊んですごしました。懐かしいカルタをしたり、二人で歌を作ったり、ご飯を作ったり、疲れたら寝たり…
病気で学校を休んだのに意外と楽しんでいました。
今日の午後から本格的に元気になってきました。お熱も下がり36.6度。
お熱があってもいつものようにおしゃべりしていたので気づきませんでしたが、お熱が下がったら動きながらおしゃべりします。パワーアップです。
明日からは子どもは学校、私は仕事と通常に戻ります。
楽しい時間を、ありがとう。
お母さんもゆっくりできて有意義な時間を持つことができたよ。
結局、発熱の原因はわかりませんでした。小学生だとまだこういうことが起こるのね。
以前にBOOK HOTELで見つけた読みたいと思っていた本を読んだお話です。
本当は、帰宅してすぐに買い読んでいました。
知らなかったのですが、この本はドラマ化されていたのですね。
読み終わってからキャストを知り、「深瀬さん」を藤原竜也さんが演じていたと知りました。きっと素晴らしい表現をしてドラマを引き立てていたと思います。
このお話は、過去に起きた事故の真相を探って真実を知るという推理小説です。
主人公の深瀬和久は、友だちの広沢の死に対する告発文を恋人から見せられます。
広沢の事故にかかわった主人公とゼミ仲間の葛藤が表現されています。
主人公以外の登場人物のひとり一人の人生も描かれています。それぞれの考えや後悔などがお話の緊張感を強めています。
私自身がこのお話の中で一番印象に残っているのは、友達同士の序列的なものです。
友だちと言ってもこのお話の中の5人はゼミの仲間であり、初めから友人としてつながっていたわけではないのです。縁があって同じゼミに集まったというだけだ。
それなのに、主人公は自分で自分のことを下層グループと気にしている。
これは、学生時代には気になる問題の一つでもあると思います。
主人公のネガティブな発言や広沢のことを同じ部類の人間だと思っているという主人公なりの評価などを想像しながら読み進めていくと心が苦しくなってきます。
特に、自分だけが広沢のことを大切な友人だと考えていて広沢は自分を親友だとは思っていないのではないかと劣等感を持ち続けているところ…気持ちを考えると悲しいです。
広沢は、自分の考えで行動できるとてもすてきな人だったので、主人公がもっと率直に話すことができていたら違った関係を築けていたはずだと思いました。
読み始めてすぐに引き込まれていき、途中でやめることができませんでした。
あっと驚く結末が待っています。
気になる方はぜひ読んでみてください。