数年間私の生活を忙しくさせていた子ども会の役員という立場ですが、この秋にいくつかの行事が終わり、来年度の役員決めも終了しました。
残すは、大きなものはお別れ会のみ。引継ぎなどの事務作業もありますが、先が見えてきたことに少しホッとしています。
とにかく、この数年間大きなけがをする子もなく、事故や迷惑をかける行為なく終われそうでありがたい限りです。
地域の行事 学区運動会 のあと、清掃活動とお餅つき大会があり、来年度の役員を決めるくじ引きを行いました。
お餅つき大会は、夏祭りと同じくらい準備がいるイベントで、炊き出しの買い物をはじめ当日の野菜やお肉の準備、お餅を丸めたりの作業があります。
つきたてのお餅を食べる機会はほぼないので、毎年子どもたちは大喜びです。
地域の年配の方や私たち親世代もお餅や炊き出しのスープを楽しめます。
今年度のお餅は、定番のあんこ餅、きな粉餅、大人のための大根おろし餅、今年初めてやってみた砂糖醤油海苔巻き、ピザポテトチップスまぶし餅の5種類。
昨年度は、チップスをカラムーチョでまぶしましたが、子どもによっては辛くて食べられないということになり、いろいろやってみて試食し、ピザポテトに決定。
我が子は和風が好きなので、ピザポテト以外を楽しんだ様子。
役員になってから今まですべての行事で当日は私が忙しかったので、我が子がどのように過ごしていたかは全くわからず…
中学年時のある夏まつりでは、ひとりで隅っこで焼きそばを食べていて切なくなりました。
来年こそは、親子で一緒に食べれるかな。
お餅のほかに今年のスープは豚汁を作りました。こちらは、約700人分の野菜とお肉を用意しました。
役員さんの負担を軽減するために冷凍野菜やカット野菜などを使い、カットしたものが使えない大根、ニンジン、シイタケ、豆腐は数人でカットしました。
驚いたことにみんなでやると30分かからずに準備が整いました。
秋晴れの空が広がり、子どもたちが楽しそうにおしゃべりしながら食べる姿を見ることができ私もとてもうれしかったです。
そして、お餅つきが終わり次の週に来年度の役員を決めるくじ引きをしました。
行事を楽しむ姿には、子どもに対しても大人に対しても来てくれてありがとうという気持ちをもってやってきましたが、この日ばかりはくじを引く側もひいてもらう側もピリピリした空気が漂っていました。
数名の方には、
どうしてくじを引かなければいけないのか
もし、引いてしまったらこの場で退会して抜けるのはありなのか
納得ができない
私は替わりのない仕事をしているのでこういったことには参加できない
などなど、何とか免除してもらえないかという意見もいただきました。
しかし、こういった役員についてはみんな同じようにできるならやりたくないと思っています。くじ引きで何十年もやってきたので、今年もフェアにこの方法で決めました。
子ども会に入会してくださる方が年々減少しているのでそろそろ別の方法を模索しなければいけないことは皆さんも私もわかっています。
今年度が終れば知らないというつもりはないですが、やはりまとめ役としての責任は果たしたので次の方にお願いしたいと思います。
学区ではなく一番小さい単位の町内での子ども会役員ですが、我が子の所属している地域では後任者が見つからず閉鎖することになりました。
我が子が卒業するまで存続してくれるといいなと思っていましたが、私も4年間続投してきて今年こそは最後にしたいと強く考えていたのでお断りしました。
結局、どなたにもお願いする事ができなかったです。
私個人としては、めんどくさいことも多いけれど、子ども会は子どもにとって良い活動だと思っています。
助成金をいただいて住んでいる地域で小学生の時しか経験できない活動ができます。
町内の子ども会を閉鎖することは、我が子だけでなく、これから小学生になる子どもたちの参加したい子に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
時代の変化でこういった活動が好まれなくなり残念です。