10月初めのことですが、学年の後半が始まりクラス委員というものを選ぶ時のお話です。
名称はいろいろな言い方があると思われますが、学級委員、クラス委員、代表委員など地域や学校により違ってもクラスの係の一つだと思います。
ただ、図書係とか保健係とかと違い、クラスをまとめるという全体を考えて進行するという少しストレスがかかるかもしれない役割です。
このクラス委員、我が子の学校では中学年からあるようです。
各学年の前期後期で年2回役決めがあるので、かれこれわが子は5回も今までに通過してきたということになります。
そして、毎年毎回立候補して玉砕している我が子。
こういったクラス委員は、どんな子がなるのでしょう。
自分自身が当時気づいていたことは、比較的お勉強ができる子、運動が得意でクラスの中心的な存在の子、おとなしいけれど存在感を発揮している子、クラスの人気者、嫌といえない子などなど。
私は、どのようなタイプにも当てはまらず、とてもリーダーシップをとれるような性格ではなかったので、一度もクラス委員をやった経験はありません。
わが子は、夫に似ているのでしょうか。
必ず立候補して、みんなの前で心構えなどのスピーチをし、いつも残念な結果で終わります。
結果はどうであれ、私はこの挑戦し続けるわが子を心から尊敬しています。
できないことの理由にしてほしくないので本人にもはっきりとは伝えていないし、周りの人にも必要でない限り伝えていませんが、我が子は発達障害で同じ年の子よりできないことが多いような気がしています。
学習障害は指摘されていないので、「少し変わった子」というイメージがお友だちの中にあると思われます。
少し変わった子であっても人に迷惑をかけずにひとりで生きていける力を身に着けてほしいので、今のわが子の成長は私にとって感謝しかないようなすてきな子に育っていると思っています。
玉砕し続けていますが、クラス委員の立候補を始めたばかりのころからすると少しずつ手を上げてくれる子が増えているそうです。
一番初めは、0人でだれも共感してくれなかったそうです。
そして、1人が手を上げてくれ、3人になり、今年の10月は11人がわが子に手を上げてくれたそうです。
わが子は、少し変わっているのでお友達もとても少ないですし、勘違いされてしまうことも多々。
それでも、いろんなことに挑戦して心折れずに進んでいきます。
この調子でやりたいことを手にできるように適度に頑張ってほしいと思います。
小学校最後の学年で1度くらいクラス委員になれるといいね
お母さんは、応援しています。